境内に植えてある榊(サカキ)の枝を切ってきて、麻で紙垂(しで)を結んでできあがり。
よーく見ると、葉の陰に何か見えますね。
白いものが、ちらほら。
榊の花です。
こんなかわいい花を咲かせるんですね。
下向きに花が咲く性質があるようで、紙垂を結びつけた表面からはよく見えないかもしれませんが、裏返すのこの通り。
白い5枚の花弁と、黄色い雄しべか可憐で清楚な雰囲気です。
この時期、境内の榊のそばに行くと、ブーーーン…という羽音がよく耳に入ってきます。
花の蜜を求めて、ハチがたくさん来ているんですね。
確かに、榊の花は、さほど強くはありませんが、とても良い香りがします。
特に今年は、例年になくたくさん花が咲いているような…。
来ているのは、クマバチかマルハナバチでしょうか。
身体も羽音も大きいので、ちょっとビックリするかもしれませんが、温厚な種類のハチですので、見かけてもそっとしておくことにします。
榊の蜜って、どんな味がするんでしょうか。。。(*^_^*)
ついでに、榊以外の境内の植栽の今の様子をご紹介します。
まずは、カリン。
4月に咲いていたピンクの小さい花から、今はこんな感じになっています。
今年は豊作の模様です。。。
モッコク。
多分、ツボミだと思います。
昨年奉納して頂いたばかりの木で、花が咲くのも実がなるのも今年が初めてなので、とても楽しみです。
カエデ(モミジ)。
赤や黄色に紅葉した姿もいいですが、この緑色の葉も爽やかで、私は好きです。
青い種も出来ていますね。落ちるときに、プロペラみたいにクルクル回るアレです。
種ができるということは花が咲くということなんでしょうけど…そういえばカエデの花を見たことがない(´-`;)
手水舎のところに昨年植えたアジサイです。
植えたばかりなので、今年は花はつかないだろうと思っていましたが、決して多くはないもののけなげに咲いてくれていました。
ハナズオウ(花蘇芳)の実だと思います。
少し前まで、赤紫色の花が咲いていましたが、実は、紫がかったキヌサヤみたいな形です。
南天、だと思います。
お正月ごろに赤い実がなった状態のイメージしかなかったのですが、こんな花が咲くんですね。
知りませんでした!
以上、春先の桜満開の時ほどの華やかさはありませんが、いろんな植栽がその季節ごとの花を咲かせてくれているんだなぁと改めて感じました。
社務所(あ)
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