早朝から、境内では、清祓の神事の後、お正月飾り等のお焚き上げを行いました。
お昼頃からは、予報通りの雨模様に。
悪天候の中、総代さんにお手伝いいただいたお陰で、
年末年始の古札納所の仮設テントなどの片付けも済み、
社頭の幟も、「初詣」から「節分祭」に取り替えることができました。
ところで、どんど焼の宮司家の朝食は、恒例の小豆がゆ。
今年は、年末の餅つきでこしらえて、元旦祭でご神前にお供えした鏡餅が、カビが生えずにきれいな状態でしたので、鏡開きの日にお汁粉にした残りを取っておいて、小豆がゆに入れました。
おおっと…写真が去年と全く変わらない気がしますが、
正真正銘今年の小豆がゆです(´∀`;)
ついでに、年越し以降に頂いた食べ物を少しご紹介。
おせち料理。
3段のお重を4セット詰めました(´∀`;)
主に、年越しの祭務奉仕後の新年会で、総代さんや当番町の氏子さん方に召し上がっていただいて、あとは、3が日中の職員と巫女さんのまかないになるのですが、量が量なもので、かまぼこと伊達巻き以外は、毎年ほぼ手作りしています。
新年会のときのエビの旨煮と、ブリの柚庵焼。
お皿に飾る南天の葉を取っておくのを忘れてしまい、殺風景です。
つくづく、盛りつけのセンスはないですね、私。。。
こちらは、神社カフェでもご提供した、竹屋さんの「花びら餅」。
もともとは、宮中のおせち料理の一つとされたもので、「宮中雑煮」「包み雑煮」などとも呼ばれるのだとか。
求肥の中に、ゴボウと白味噌あんと桃色の餅を挟んだ、初釜のお茶席でいただくお菓子です。
これまで一度もいただいたことがなく、
ゴボウ? 味噌? 一体どんな味なのか…
と思っていたのですが。。。
意外と言っては失礼ですが、やわらかな求肥と、甘じょっぱい味噌あんがよく合って、とても上品なお味。ゴボウは、知らずに食べたらドライフルーツか何かかな? と思うような風味と食感で、全く違和感はなく、とても美味しかったです。
7日には、七草がゆと、納豆汁を食べました。
七草がゆはともかく、納豆汁? と思った方も多いかもしれませんが、
私(あ)の故郷ではゴボウやセリ、いもがら(ずいき)などが入った、具だくさんの納豆汁が、七草の定番メニューでした。
半月後の節分の、栃木の定番の味と言えば、「しもつかれ」ですね。
7軒の家庭のしもつかれを頂くと病気にならない、なんていう言い伝えもあるようで、各家庭それぞれのレシピがある、まさに「栃木の家庭の味」というべき郷土料理です。
しかし、それだけに、県外出身者の私にとっては、味の正解が判らない。。。
というのを言い訳にして、嫁いで以来まだ一度も作ったことがありません。
…そのうち、チャレンジしてみたいと思います(´∀`;)
社務所(あ)
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