栃木県神社庁神宮大麻・暦頒布始報告祭
本日、10月2日、栃木県神社庁神殿にて、祭典が行われました。
神宮大麻
神宮大麻は伊勢の神宮で奉製される御神札のことです。全国の8万社にものぼる神社を通して、日本国中にお配りされます。伊勢の神宮は全国の神社の神職や総代によりおまもりされているともいえます。新年を迎えるにあたり、栃木県内でもこれから各家庭にお配りされます。都会の神社では神社のお神札所で任意にお求めになる事もできますが、私どものような地域に密着した神社では、昨年、神宮大麻をお求めいただいた方々用に今年のも伊勢の神宮にお願いして準備いただいています。
伊勢の神宮では9月に、栃木県神社庁は本日10月2日に、そして、各支部でもお祭が行われ、各神社に届けられます。丁寧に何度もお祀りされて各家庭に届けられますので、皆様方は、ぜひ毎年新しい御札を求めていただき、神棚にお祀りして、各家庭の安寧はもちろんのこと、地域や日本国の繁栄と世界の共存共栄をお祈りして下さい。そのお気持ちが行動に表れて願いが叶うことと思います。
栃木県神社庁にて
さて、本日の祭典では、栃木県神社庁中磨輝美庁長(日光二荒山神社宮司)さまが斎主をつとめ、祭員6名、怜人(雅楽奏者)3名の合計9名の神職により祭典奉仕がなされました。
私こと、小堀真洋は芳賀支部事務局長・教化委員会委員長としてご案内を頂きましての参列をいたしました。教化委員会は役員が参列しました。
神社庁の役員(各支部長・事務局長・総代会長)で約50名が参列しました。祭典の後、頒布優良従事者の表彰や神宮大麻の授与・直会が行われました。
直会の席で訓辞
直会では中磨庁長、寺内総代会長、黒川顧問からご挨拶があり、訓辞として有難くたまわりました。
神宮大麻の頒布が毎年減り続けていること。栃木県内の神職・総代が一丸となって頒布の奉仕に携わること、本日のこの祭典が栃木県神社庁神殿での例祭としての意味があること、などの言葉が、印象的でした。
日本国の国柄にも通じる神社の護持運営は、家庭での神棚まつりでその心も育まれ、地域の神社への協力に繋がる事で達成されます。戦後、神宮大麻をお祀りする家庭は年々減少の一途。将来が危ぶまれます。日本の文化や歴史を大切にするためにも、ぜひ、神宮大麻と氏神神社大麻をおまつりする正式な方法で家庭の神棚をおまつりしてくださいね。
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