「一月往ぬる、二月逃げる、三月去る」とはよく言いますが、ほんとうにあっという間に、今年も2カ月が過ぎてしまいました。
八雲神社では、毎月朔日に月並祭をご奉仕していますが、茂木町後郷で養鶏を営んでおられる「なかむら農園」さんは、昨年の起業時以来、毎月ご神前に卵をご奉納くださっています。
茂木の養鶏家といえば、茂木の有機農業の先駆者ともいうべき「まほろば農園」さんが有名ですが、「なかむら農園」さんも、その「まほろば農園」の仲澤さんのご指導の下、ご一緒に立ち上げた「茂木自然養鶏会」の会員として、同じ配合の餌を使い、安心で安全な健康な卵を生産しておられます。
一年中簡単に手に入れることができる卵ですが、実は「旬」がある、ということをご存知でしょうか?
卵の旬、それは「春」なんです。
それを裏付けるのに、季節を表す七十二候の中に「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」という言葉があり、春を感じた鶏が卵を抱き始める時期(1月30日~2月3日頃)を表すのだとか。
一般的にスーパーなどで売られている卵の多くは、採卵用に品種改良された鶏が、管理されたケージの中で産む無精卵です。一年中ほとんど変わらない品質なので、「旬」を感じにくいのは無理もない話ですが、本来、他の鳥類と同様、鶏が卵を産んでヒナを育てる時期ということを考えると、旬は春~初夏にかけて、ということになるのだそうです。
なかむら農園の「竹粉卵」は、広々とした鶏舎でのびのびと育てられた平飼い卵。
道の駅もてぎなどで購入することができます。
普段食べている卵との違い、季節によって変わる味わいの違いを、ぜひ確かめてみてください。
なかむら農園 Facebook
社務所(あ)
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