年末年始に納められた古札や授与品を、早朝、神事を行って祓い清めます。
そのあと、作業着に着替えた宮司が、社頭でお焚き上げいたしました。
お焚き上げ、って言っても、ただぼんぼん燃やすだけでしょ~?
と、お思いのアナタ。
これが意外と大変なのです。
燃えないもの、有害ガスが出るような素材のものを分別するのも手間がかかりますし、適当にどんどんくべていると不完全燃焼してしまうので、様子を見ながら投入しないといけません。
そして何より、火の近くにずっといるので熱い。
お参りに来た近所の方に、「何、よっぱらってんの~?(笑)」なんて言われつつ、真っ赤な顔になりながらの作業は、結構骨が折れるものです (´-`;)
昔(といっても30年くらい前)、私が子供の頃は、まだ自宅の庭や畑でゴミを燃したり、学校にも焼却炉があったりしたので、「物を燃やす」という行為が、子供にも案外身近にあった気がします。
今は、環境への配慮から、そういうことも無くなりましたから、「上手な燃やし方」を学んだり、体験する機会は、せいぜいキャンプやバーベキューの火おこしくらいかもしれませんね。
ちなみに、小正月の宮司家の朝食は、小豆がゆと決まっています。
お正月のお餅を残しておいて、こんがり焼いてから、あつあつのおかゆの土鍋に投入します。
シブいメニューなので、子供はあんまり好まないかな…と思ったんですが、今年は、添えて出した卵味噌が気に入ったらしく、みんなよく食べて元気に登校して行きました (*´∀`*)
社務所(あ)
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