例年は、氏子総代・世話人各位数十名のご参列をいただき、境内に設営された茅の輪の前にて大祓詞(おおはらいことば)を奏上するのですが、本年は、感染症拡大防止のため、神事は神職のみにて執り行いました。
当日は、一日を通して降ったり止んだりのあいにくのお天気となりましたが、夕刻になると、大勢の参拝者の方がお参りにおいでくださいました。
境内には露店も立ち並び、氏子有志によるお囃子の奉納演奏も行われるなど、夏祭りの雰囲気を感じていただけたのではないかと思います。
尚、今回は、参拝者の皆様にも、アルコールによる手指の消毒を行ったうえで境内にお入り頂き、また露店につきましては、例年より出店数を減らしたり、配置の間隔をあけるなどの配慮をお願いいたしました。
また、初めての試みとして、一般の参拝者にもご参加いただいての大祓奏上を実施いたしました。
感染症対策のため、回数を分け、事前予約による人数制限を設けた上での実施でしたが、お子さんから年配の方まで、幅広い世代の方にご参加いただくことができました。
本年は、茅の輪の設置期間を長めにとりましたので、みなさまにも、6月晦日に限らず分散してのお参りをしていただけたのではないかと思います。
全国で夏に行われる「茅の輪くぐり」や「祇園祭」は、そもそも疫病除けを祈願したお祭りであり、八雲神社はその由来となる素盞嗚尊(スサノオノミコト)さまを主祭神としてお祀りしています。
新型コロナウィルスの早期終息はもちろん、来たる酷暑を元気に乗り越えられますよう、神社のご神前、またご家庭の神棚に向かわれまして、ご祈願いただきたいと思います。
社務所(あ)
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