3月23日(日)、真岡市久下田鎮座の千代ヶ岡八幡宮を会場に開催された「千代ヶ岡いちごマルシェ」にて、千代ヶ岡八幡宮、長沼八幡宮(真岡市長沼)と共に3社コラボの限定御朱印に参加させていただきました。
茂木八雲神社のブログ
緑豊かな里山の町・栃木県茂木町に鎮座するお宮です。 節分祭や祇園祭などをはじめとする祭典の模様はもちろん、社頭でのできごとや、神社、近隣のイベントのおしらせ、神職、職員の日常などについて、のんびりと綴っていきます。
注目の投稿
「真岡鐡道御朱印めぐり」春デザイン頒布ならびに企画終了のおしらせ
3月1日(土)より、 八雲神社「真岡鐡道沿線御朱印めぐり」の御朱印 を、春デザインにて頒布いたします。 初穂料は500円(直書き・書置き共) です。 尚、令和3年5月1日にスタートしました「真岡鐵道沿線御朱印めぐり」ですが、本年3月31日(月)をもちまして終了する運びと...
2025年3月24日月曜日
「第2回千代ヶ岡いちごマルシェ」に参加してきました
2025年3月22日土曜日
茂木町少年剣道教室
茂木町少年剣道教室
八雲神社宮司は少年の頃より剣道をしております。30代の頃剣道から離れましたが、38才で再開しまして、茂木錬心館で副館長を務めています。本日は茂木町が主催で錬心館の運営により、茂木町剣道教室が開催されました。茂木町では2年に1回の割合で剣道教室を行っています。今年度はその年になっています。
講師は剣道界のレジェンド
警視庁原田悟先生を主講師にお願いすることが出来ました。そして、実演講師に同じく警視庁の畠中広輔先生、遅野井直樹先生をお招きしました。そして、原田悟先生をご紹介頂いた、栃木県剣道教育界の荒井康行先生も講師としてお招きし、大変豪華な顔ぶれで剣道教室を開催する運びとなりました。茂木町が予算を付けて下さり、剣道界の頂点ともいわれる先生方を招聘することが出来ましたことに深く感謝いたしております。
開催主旨
本剣道教室は茂木町の主催により、参加各団体から協賛を頂き開催の運びとなりました。
今現在の剣道界を牽引する先生方の気剣体を間近に学び、「少年剣士に対し、正しい剣道の技術を習得させ、心身ともに健全な人間を育成すること。」を目的としています。
講師の先生方のうち、栃木県の高校教員荒井先生は、原田先生の筑波大学の同級生で、今回の剣道教室に原田先生をご紹介くださいました。名門練兵館の門下生で、その館長白石正範先生は、今月急逝された茂木錬心館元館長今井徹先生の高校時代の先輩です。10年ほど前に今井先生の紹介で練兵館へお伺いいたしましたところ、久しぶりにお会いしたにも関わらず、気さくに笑顔で話しかけて下さり連絡先を交換することができました。そのご縁を頼りに今回、警視庁から三人の先生をお招きすることが出来ました。先生方の剣道を通してのご縁に感謝いたします。
剣道教室の内容
さて、今回は午後1時から5時の少年剣道教室がメインの行事です。そこに特別にお願いして11時から50分間の地稽古を付けて下さることになりました。そして、夜には第2道場(稽古後の飲み会の場所)で懇親会を行います。
おまけの午前稽古
午前の地稽古には高校生以上の希望者が20名参加しました。4人の先生を元立ちに、2分づつの稽古をつけて頂きました。5回に1回の割合で稽古が回ってくるのですが、圧倒的な防御力と攻撃力で、2分間全く休む間もなく気持ちを張り続け、脚に力を込め続け、機会を見つけて全力で竹刀を振る稽古は、予想以上に疲労しました。先生との稽古で息が上がり、回復しきれない状態で次の先生にかかるというものでした。
講師の先生方は20人連続で稽古をして、圧倒的に打突してきます。その実力の高さがうかがい知れます。
開講式
お昼休みの後に、少年剣道教室です。約100名の剣士が集いました。写真撮影と開講式の後、模範稽古を行いました。
模範稽古
模範稽古は4人の講師先生に8名の地元道場の先生が稽古をお願いしました。普段指導する側の道場先生ですが、やはり剣道界のトップの先生方は手強く、子供達には道場の先生方のさらに上を目指して欲しいとの思いと、上手の先生に稽古をつけて頂く姿勢を学んで欲しいと考えて行いました。
鍛錬素振り
その後、鍛錬素振りの時間では、いかにして素振りを行うかを指導して頂きました。素振りは自宅でもできます。心掛けやもつイメージやその頻度で剣道に差が生まれます。畠中先生と遅野井先生の実演は竹刀から生じる風切り音の凄さは皆が分かるところです。他にも足の鋭さ、ブレない体幹など、それぞれ注目すべきところが多くあり、違いを感じる事ができました。原田先生からは単純なことを、集中して繰り返し行う事の大切さやを伝えて頂きました。
基本稽古(仕掛け技としての基本稽古)
防具を着けての基本打突では、仕掛け技としての面、小手、小手面を学びました。実技の先生方のお手本は迫力とスピードと正確性が優れていました。試合や地稽古を意識して打突し、気を繋げて行っていくこと、などの指導をいただきました。稽古の途中途中で見本となる子を壇上に上げて見本として行うなど、子供達が自ら出来ると思わせることや褒めることが上手だと思いました。
インタビュー
インタビューも行いました。事前準備の無い状態で子供達から質問をしてそれに対して答えて頂きました。先生方は普段からさまざまな事に思いを巡らせていらっしゃることが垣間見える時間でした。お人柄にも触れることができて、大変楽しい勉強になる時間でした。
稽古
最後に地稽古です。約80名の子供達に講師先生方と剣を交える機会を作って下さいました。道場の先生方16名が4班に分かれて、講師の先生方と共に元立ちに立ちました。1班あたり5名の元立ちに約20名の生徒が1分ずつかかり、1人1回は講師先生と稽古をしてご指導をいただきました。
剣捌きのみならず、強い筋力をもって打突するその迫力は良い見本となりました。
閉講式とサイン会
閉講式では講師の先生、各道場の先生からアドバイスをいただき少年剣道教室は無事終了となる予定でした・・・、
その後は片付けの予定でしたが、急遽サイン会になってしまいました。約30分間サインを書き続けて下さった先生方には御礼の言葉が見つからないほど有難い時間でした。サインの後に握手をしてくれて、子供達は大変喜んでおりました。
懇親会
懇親会の会場では大変な盛り上がりでした。絶対に剣道場では聞くことが出来ないお話しもあり、先生方の人柄に触れ、懇親が進みました。
とても充実した1日を過ごすことが出来ました。いろいろと無理なお願いもさせてただいたにも関わらず、受け入れて下さった講師先生方に心から感謝申し上げます。
また、各道場から参加協賛いただいた皆さまや、裏方で動いて下さった錬心館の保護者の皆さまにも心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
2025年3月14日金曜日
八雲神社特別御朱印「夜桜と三椏(ミツマタ)の御朱印」頒布のおしらせ
桜の季節に合わせて、八雲神社の特別御朱印を頒布いたします。
夜桜をイメージした絵柄に加え、見開きサイズの御朱印には茂木町の春の名所として人気の焼森山のミツマタも配しました。
初穂料は、見開き版1000円、片面版500円(直書き・書置き共)、頒布期間は3月15日(土)より4月末日までです。
現在、八雲神社境内のソメイヨシノは、ようやく花芽らしきものができた程度で、まだまだ開花は先のようです。
境内の桜の開花状況は、八雲神社公式XやInstagramなどのSNSにて随時おしらせしますので、ぜひチェックしてください。
*焼森山のミツマタの開花状況や群生地へのアクセスなどについては、
茂木町観光協会のホームページをご確認ください。
(八雲神社から、ミツマタ群生地行きシャトルバスが出る「いい里さかがわ館」までは、
車で20分ほどかかります。)
*混雑時はお書入れにお時間を要する場合があります。また、社務所の状況により、
書置きのみの対応となる場合がありますので、予めご了承ください。
*社務所開所時間は午前9時~午後5時です。御朱印をご希望の方は、午後4時ごろまでに
ご来社くださいますよう、ご理解ご協力をお願いいたします。
2025年2月28日金曜日
「真岡鐡道御朱印めぐり」春デザイン頒布ならびに企画終了のおしらせ
3月1日(土)より、八雲神社「真岡鐡道沿線御朱印めぐり」の御朱印を、春デザインにて頒布いたします。
初穂料は500円(直書き・書置き共)です。
尚、令和3年5月1日にスタートしました「真岡鐵道沿線御朱印めぐり」ですが、本年3月31日(月)をもちまして終了する運びとなりました。
沿線7社で繋げて完成する御朱印企画は終了いたしますが、引き続き、真岡鐵道をご利用頂いて自然風景を楽しみながら各神社へご参拝頂ければ幸いです。
2025年2月26日水曜日
古文書をよんでくださった
八雲神社には、江戸期に茂木をおさめていた細川家の茂木藩祖、細川興元公の御霊「大光霊神」さまが祀られています。
昭和19年まで現在の茂木小学校の敷地の南部の約2000㎡の部分に大光神社が鎮座していました。その神社には細川家関係の様々な品物が保管されていました。昭和19年に合祀される際に八雲神社に御霊と共、古文書も含めた財産物品が移管されています。
宮司以下職員は浅学非才の神職なので、草書体で書かれた古文書には手も足も出ない状態です。
宇都宮の古文書を読む会の皆様方が紐解いてくださっていて、本日、ご報告に来てくれました。
約3時間ほど滞在され、レクチャーを受けました。時間をかけて解読頂き本当に有難いです。
「細川長門守様 溝口辰藏返達」
「江戸奉公願ー本多百助-」
「尾崎文之丞より中村勧農衛等宛手紙(十二月二十六日付)
の3書。
ありがとうございました。
2025年2月25日火曜日
祭式研修会
祭式研修会
神社の神職の御祈祷やお祭は祭式といわれる細かな規定に基づいて行われます。
本日、栃木県神社庁芳賀支部で祭式研修会が、真岡市の大前神社の会館で行われました。
祭式研修会では、動き方の確認などを行います。
一般に言う「礼」という行動も、15度、45度、60度、90度など、場合場合で使い分ける必要があり、神職はその場合を頭の中で整理する必要があります。意識していても、どうしても自己流になってしまうので、年に1度は祭式研修会に参加して確認を行います。
今回も90度の礼の「拝」がキチンと出来ていなかったのが体感できました。
背筋から頭のてっぺんまで真っ直ぐにして、腰から90度に曲げて3秒保持。が「拝」であります。なかなか厳しいモノがあります・・・。
また、袍という正服、祭服のお召し物をひとりで着装する研修もありました。私は自分で着装できますが、キレイに着装するポイントなども教えて頂きました。
良い研修が出来ました。ありがとうございます。
2025年2月23日日曜日
天皇誕生日を祝いましょう
天皇誕生日とは
天皇誕生日は、天皇陛下の誕生日を祝う国民の祝日です。ですから、御代替わりがあるとその日は変更されます。平成の御代は上皇陛下のお誕生日が12月23日でしたので、この日が祝日としてお休みでした。現在は天皇陛下の誕生日は2月23日であるため、毎年この日が祝日となります。
天長節の名称の意味と由来
天皇誕生日はかつて「天長節」と呼ばれていました。「天長節」の名称の由来は、「天(天皇)」と「長(永遠に続くこと)」を組み合わせたもので、天皇陛下の長寿と栄華を願う意味が込められています。この名称は、明治時代に制定され、天皇陛下の誕生日を祝うために用いられました。戦後、1948年に祝日法が改正されてからは「天皇誕生日」として祝われるようになりました。
天皇陛下のプロフィール
現在の天皇陛下、徳仁(なるひと)天皇陛下は1959年2月23日に誕生されました。陛下は、平成の時代を通じて天皇であった明仁(あきひと)上皇陛下の長男として生まれました。天皇陛下は学術的に優れておられ、オックスフォード大学での留学経験もあります。2019年5月1日に天皇に即位し、令和の御代がはじまりました。徳仁天皇陛下の即位により、平成から令和への新たな時代が始まりました。
お名前は徳仁(なるひと)さま。お誕生日は昭和35年2月23日。ご称号は 浩宮(ひろのみや)さま。お印は 梓(あずさ)。学習院大学文学部史学科ご卒業なされ、英国のオックスフォード大学への留学をなされています。
徳仁天皇陛下は、雅子(まさこ)皇后陛下と結婚されています。皇后陛下は、外交官としての経験を持ち、国際的な視野を持たれた方です。お二人の間には、一人娘の愛子様(敬宮愛子内親王)がいらっしゃいます。
天皇陛下は、伝統と現代の融合を図りながら、日本国民との絆を深めるための活動を積極的に行っています。国内外での公式行事や訪問を通じて、日本の文化や価値を世界に広める役割を果たされています。そして、国民の幸せを祈る神職としての役割も果たされていることを心におさめておきたいものです。