栃木縣護國神社終戦80年を迎えて
8月15日 終戦の日。終戦記念日。敗戦の日。
先の大戦、大東亜戦争、太平洋戦争、第二次世界大戦。未だに、その名称が確定されていない日本国内において、(あえて申し上げると)大東亜戦争終結80年を迎えました。
各県の護国神社にも参拝を・・・。
東京九段の靖國神社と同様に、各県の鎮座する護国神社では祭典が奉仕されます。何かと話題になる靖國神社のみならず、お住まいの県でも、ぜひお参りください。また、各市町村に招魂社や忠魂碑が鎮座されているかもしれません。様々な喧噪に惑わされず、平和への祈りをささげる場は沢山ございます。
茂木町忠魂碑へ参拝
護國神社へ出発する前に、茂木町の忠魂碑へ参拝。普段から訪問する場所に鎮座しますのでその度に手を合わせます。1085柱の英霊の御霊が祀られています。
戦没者追悼平和祈願祭
栃木県では栃木縣護國神社にて「戦没者追悼平和祈願祭」が挙行されています。
本年、栃木県神社庁教化委員会では大東亜戦争終結80年を迎え、恒久的な平和を祈願する神社としてのこの祭典を広く知らしめることを目的に助勢奉仕を致しました。
遺族会の木村好文様、栃木県知事福田富一様をはじめとする県内の国会議員、県議会議員、県内各市町の遺族会の皆さまが参列されてのこの祭典は、厳粛な祭典として奉仕されました。本年は10年毎に陛下から神幣料を賜っての祭典は大祭式として行われました。
正午に黙祷
栃木縣護國神社稲寿久宮司のもと、午前11時から祭典が開始。正午には日本武道館での全国戦没者追悼式の様子をラジオ中継され、時を併せて黙祷と陛下の御言葉を拝聴いたしました。
栃木県神社庁では教化委員会から助勢奉仕4名(祭典奉仕2名、記録奉仕2名)と青年神職むすび会2名の計6名の奉仕をさせていただきました。
酷暑といわれる今年の夏ですが、参列の皆さまはスーツとネクタイを着用し、英霊への慰霊の気持ちを顕していらっしゃいました。
平和な国家運営が刺される中、靖國神社護國神社の恒久的平和の理念は実現されています。今後は遺族が少なくなっていくことでしょう。遺族以外の皆様の参列がなされて、末永く平和祈願祭が行われますことを願い、今後もその一助となりたいと考えております。