朝顔栽培
朝顔栽培といえば小学1年生で行うので、とても簡単にできるイメージがあります。しかし、そうともいえません。教材としてパッケージされている朝顔栽培キットを定期的に理科の授業の中で行えば、栽培は出来ますが、後に述べるように、種の処理や土の準備、施肥や害虫駆除など、じつは手間も掛けなければならない植物です。はじめての方は不安もあると思います。手順を追って行い、楽しみな作業として取り組んでください。
夏の朝に咲く朝顔は一日の元気の源にもなるでしょう。
朝顔の種まき準備
発芽は20~25℃なので、ゴールデンウィークを迎えれば大丈夫です。
①芽切り
種は「芽切り」を施します。固い殻の一部を削り取って水を含みやすくして、発芽を促す作業です。
種の中には発芽部となる所や、双葉が詰まっている場所があります。
引用のイラストと写真を参考にして下さい。の部分を白い部分が見える程度に削り取ります。
道具は使いやすい刃物で良いようです。
種処理についての実験参照
https://www.nichinou.co.jp/contents/mamechisiki01/no09.html
「へそ」の部分を傷つけないように注意
●注意点
「へそ」の部分を傷つけないように注意して下さい。
「へそ」以外の所であれば、どの箇所に傷をつけても差し支えありません。爪切りのヤスリの部分を利用すると比較的簡単に安全に傷をつけることが出来ます。
茶褐色の表面皮が削り取られ、白い部分が見られるようになれば十分です。削りすぎに注意して下さい。